世界の子どもたちの未来を拓く環境イノベーションの実現に向けて世界の子どもたちの未来を拓く環境イノベーションの実現に向けて
天野 浩天野 浩
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名古屋大学 夏のテクノロジーフェスティバル のご案内

名古屋大学未来材料・システム研究所 (IMaSS) は工学部・大学院工学研究科の共催で、「名古屋大学 夏のテクノロジーフェスティバル」を 8月28日(水) に開催します。このイベントは、小・中・高校生および一般の方々を対象に、工学の面白さや楽しさを知っていただくと同時に、本学における工学系最先端研究について学んでいただく機会を提供するものです。
天野浩教授による特別講演をはじめ、講演、実験・工作教室、施設見学などさまざまな企画を用意しています。参加費は無料、事前申し込み(5月20日(月) ~ 6月19日(水) 6月26日(水)まで延長)が必要です。ぜひご参加ください!

詳細はこちらをご覧ください。

特別講演会

ご支援のお願い

名古屋大学の天野です。日頃より本学の教育・研究にご支援を賜り、お礼申し上げます。

GaN(窒化ガリウム)の魅力にとりつかれた学生時代、私は恩師赤﨑先生とともに、ただひたすら青色LEDの研究に没頭しました。

青色LEDの発明以来、その技術は多くの研究者らによって改良され、いまやLEDは様々なかたちで、世界中で利用されています。少ないエネルギーで明るく光るLED照明は省エネ効果も高く、その普及により2020年までに日本の総発電量の7%程度を削減できると試算されています。

GaNの可能性は、それにとどまりません。大きな電流をコントロールする「パワーデバイス」の材料として利用することで、さらに大幅にエネルギー効率を上げることができます。また、深紫外線LEDの光を水の浄化に利用することで、途上国の水問題の解決にも貢献できると考えています。

研究は日々着々と進んでいます。国も応援してくれています。

しかし、研究者や学生が安心して研究に取り組むための資金や、研究設備を維持するための経費、知的財産を守るための費用等は、公的資金ではカバーしにくく、不足しています。

2014年のノーベル物理学賞受賞は、私たちの研究ゴールではありません。日本はもとより、世界の子どもたちの未来のために、さらなる目標貫徹に向けて全力を尽くします。

このご寄附は、皆様ご自身の未来の、豊かで安心な生活への投資でもあります。青色LED・未来材料研究支援事業への温かい支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

天野 浩

名古屋大学 未来材料・システム研究所 (IMaSS)
未来エレクトロニクス集積研究センター (CIRFE)
センター長・教授

天野 浩

寄附金の使途
次世代半導体GaNの教育・研究に関し、
  • 安定的な研究を推進できる研究設備類の維持・更新
  • 優秀な研究マネジメント人材、研究支援者・技術者の確保
  • 知的財産権(特許等)の確保・維持
  • 学生の奨学支援

青色LED・未来材料研究支援事業(青色LED基金) 紹介動画

名古屋大学特定基金 青色LED・未来材料研究支援事業(青色LED基金)の紹介動画です。
青色LED基金の設立や寄附金の使途内容などを、奨学支援を受けた学生のインタビューを交えながらご紹介しています。また、未来エレクトロニクス集積研究センター(CIRFE)の研究拠点であるエネルギー変換エレクトロニクス研究館(C-TECs)での研究や講義の様子もご覧いただけます。

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